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神戸市立博物館「デ・キリコ展」で芸術の秋を楽しんできました 神戸市
晴天に恵まれた3連休、「いざ芸術の秋!」と神戸市立博物館で12月8日まで開催されている「デ・キリコ展」に行ってきました。美術館や博物館は大好きながら、それほど芸術に対する知識がない筆者。ライトな目線で展示を楽しんできました。
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「デ・キリコ展」は、イタリアの画家ジョルジョ・デ・キリコ氏による100点以上の作品を鑑賞できる大規模回顧展。デ・キリコ氏は1978年に90歳で亡くなるまで、油彩を中心に彫刻や挿絵、舞台演劇の衣装デザインなど様々な作品を生み出し続けたそう。
ちなみに、なんと作品の一部は写真撮影もOK!SNSなどへの投稿も許可されています。作品は「自画像・肖像画」「形而上(けいじじょう)絵画」など、に5つのカテゴリーに分かれて展示されています。
作品を配置する壁も一面黄色やオレンジといったビビッドなカラーリングでかっこいい。ちなみに音声ガイドは、役者のムロツヨシさんが担当されています!
メインビジュアルにもなっている《予言者》はマヌカン(マネキン)をモチーフにした作品。表情のない人型がなんともミステリアスでなんともいえない魅力がありました。不自然な遠近法によって仮想空間のように見える背景からも「この世ならざる感」を感じます。
上の数枚を見てもわかるように「本当に同一人物の絵!?」と思えるほど、作品それぞれの画風やタッチも様々。ルノワールなど、他の画家の影響が垣間見える絵画なども展示されており、絵画に明るくない筆者も素直に興味深く感じました。
展示は3階から始まり、2階へと続きます。撮影OKエリアではなかったのですが、彫刻作品や手掛けた衣装も独創的でとてもおもしろかったです。
展示エリアを抜けるとグッズ売り場へ。
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私はやはりマヌカンモチーフの作品が好みだったので、物販でこちらのポストカード2枚を買ってきました。また、アーティスト・ヒグチユウコさんとコラボした缶バッチもゲット。《不安を与えるミューズたち》の中に溶け込むように描かれた「ギュスターヴくん」がかわいい!(※こちらの缶バッチ購入はお一人様1種類につき2個まで)
他にも、人気のイタリア菓子店「アマレーナ」とデ・キリコ展神戸会場がコラボしたイタリアの焼きタルト「クロスタータ」や、マグカップ、トートバッグといったオシャレなアイテムも揃っていました。
写実的な作品だけではなく、抽象的な作品からはどことなく漫画やアニメイラストにも通ずるものを感じた「デ・キリコ展」。関西では約20年ぶりの大規模な回顧展ということで、この機会に『芸術の秋』を楽しむ1日を過ごすのも良いかもしれません。
© Giorgio de Chirico, by SIAE 202
詳細情報
- 会期
- 2024年9月14日(土)~12月8日(日)
- 場所
- 神戸市立博物館
(神戸市中央区京町24)
Google マップ - 開館時間
- 9:30~17:30、金曜日、土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
- 休館日
- 月曜日、11月5日(火)
※ただし11月4日(月・振)は開館 - 観覧料
- 一般 2,000円(1,800円)
大学生 1,000円(900円)
高校生以下 無料
※( )は団体(20名以上)の料金
※神戸市在住で満65歳以上の方は当日一般料金の半額(確認できるものをご持参ください)
※障がいのある方は障がい者手帳等の提示で無料(確認できるものをご持参ください)