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大谷記念美術館 戦後西ドイツのモダニズムを探るグラフィックデザインの展覧会 西宮市

西宮市大谷記念美術館で、戦後の西ドイツ時代に特化したグラフィック表現の魅力に迫る「戦後西ドイツのグラフィックデザイン展」が開催されます。会期は10月26日から2025年2月14日まで。

大谷記念美術館 戦後西ドイツのモダニズムを探るグラフィックデザインの展覧会 西宮市 [画像]

展覧会ではデュッセルドルフ在住のグラフィックデザイナー兼研究者・大学教授であるイェンス・ミュラー氏のコレクションの中から、ポスターや雑誌など戦後の分断から1990年のドイツ再統一までのグラフィック資料を日本で初めて紹介。

ハンス・ヒルマン  映画『長距離ランナーの孤独』1966年 ポスター © Marlies Rosa-Hillmann ハンス・ヒルマン  映画『長距離ランナーの孤独』1966年 ポスター © Marlies Rosa-Hillmann

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ミヒャエル・エンゲルマン ≪T2≫ 1963年 ポスター © Echo Engelmann ミヒャエル・エンゲルマン ≪T2≫ 1963年 ポスター © Echo Engelmann

戦前のドイツでは『バウハウス』がモダンデザインの思想と教育を世界に示し、その理念を継承するウルム造形大学が戦後の西ドイツに開設されました。

西ドイツの経済発展の背景にはドイツ特有のデザインシステムが関与したことが考えられ、1972年に開催されたミュンヘンオリンピックなどのスポーツや文化の国家的イベントにおいてもグラフィックデザインは視覚イメージが効果的に機能することに大きな役割を果たしました。

ハインツ・シュヴァーベ『Gebrauchsgraphik 』1953年11月号 雑誌表紙 © Nachlass Heinz Schwabe/FH Dortmund/Bettina Schwabe ハインツ・シュヴァーベ『Gebrauchsgraphik 』1953年11月号 雑誌表紙 © Nachlass Heinz Schwabe/FH Dortmund/Bettina Schwabe

展示内容は、ポスター約130点、冊子、雑誌などグラフィック関係の小品約250点と多数。戦後西ドイツにおけるグラフィック表現の魅力に迫ります。

なお、10月27日にはイェンス・ミュラー氏を迎えての講演会も開催予定(参加費無料・要入館料・事前申し込み)。申し込み方法は下記詳細欄をご確認ください。

<記者のひとこと>
ポスターや雑誌など多数のグラフィック資料を日本で初めて紹介する展覧会。こんな貴重な機会はまたとないのでじっくりと時間をかけて見たいと思います。

詳細情報

開催期間
2024年10月26日(土)~2025年2月24日(月・祝)
場所
西宮市大谷記念美術館西宮市大谷記念美術館
(西宮市中浜町4-38)
Google マップ
時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
水曜日・年末年始(2024年12月23日(月)〜2025年1月3日(金))
料金
一般 1,200(1,000)円、高大生 600(400)円、小中生 400(200)円
※( )内は前売料金(税込価格)
詳細
展覧会詳細はこちらから
イェンス・ミュラー氏講演会
「Back to Modern:The Reinvention of Graphic Design West Germany」
※公演は英語で行われます(英日逐次通訳)
【開催日】10月27日(日)14:00~(16:30終了予定)
【定員】100名(中学生以上・先着順受付)
【参加費】無料(要入館料)
【申込】西宮市大谷記念美術館 TEL 0798-33-0164

Kiss PRESS編集部:村瀬

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