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大浦海岸で研究調査されていた古代から中世の遺物を『室津海駅館』で初公開 たつの市

御津町にある『室津海駅館』(たつの市)で特別展 「海からの伝言~室津の海揚がり陶磁器~」が10月26日から12月1日まで開催されます。

大浦海岸で研究調査されていた古代から中世の遺物を『室津海駅館』で初公開 たつの市 [画像]

冬には牡蠣で有名な室津漁港。そのすぐ近くに存在する御津町室津の大浦海岸では、陶磁器の破片が散布していることが古くから知られており、数年前から大手前大学史学研究所による調査研究が進められてきました。

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室津沖での水中調査(水中考古学研究所提供) 室津沖での水中調査(水中考古学研究所提供)

同展示会では研究調査で明らかとなった国内外の貴重な遺物を公開。そして、研究から明るみになった瀬戸内海の流通の一端が紹介されます。

左:中国白磁、右:中国青白磁・青花  (大手前大学史学研究所提供) 左:中国白磁、右:中国青白磁・青花  (大手前大学史学研究所提供)

今回初公開となるのは古代~中世(11世紀後期~16世紀代)の中国白磁と中国青白磁。また近世(17世紀代以降)の肥前磁器や肥前陶器・京焼系陶器・新宮焼・萩焼など、貴重な品々も展示されます。

大浦海岸で研究調査されていた古代から中世の遺物を『室津海駅館』で初公開 たつの市 [画像]

さらに11月30日には、大手前大学史学研究所研究員の赤松和佳さんによる記念講演会「海揚がり陶磁器と室津」も開催(参加費無料)。11月2日にはたつの市立埋蔵文化財センター館長の義則敏彦さんによる展示解説も行われます(記念講演会及び展示解説は先着順で事前申し込みが必要。下記公式サイトよりご確認ください)。

<記者のひとこと>
とっても身近な御津町室津の海岸で古代から近世までの貴重な遺物が見つかっていたなんて驚きです。展示品には近世のすり鉢などもあり、昔の日本人の生活などもより身近に感じる事が出来ますね。筆者も大変興味深いです!

詳細情報

開催期間
2024年10月26日(土)~12月1日(日)
場所
たつの市立室津海駅館
(たつの市御津町室津457)
Google マップ
開館時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日(11月4日を除く)、11月5日(火)
入館料
<単館券>
高校生以上 200円、小・中学生 100円
<共通券>
高校生以上 300円、小・中学生 150円

※「ひょうごっ子ココロンカード」をお持ちの方は入館無料
※11月9日(土)、10日(日)は「関西文化の日(外部サイトへリンク)」のため室津海駅館・室津民俗館ともに入館料無料
問い合わせ
室津海駅館
079-324-0595

Kiss PRESS編集部:山田

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