熊本阿蘇の食材を使った料理が尼崎で食べられる!こだわりの「放牧あか牛丼」を実食 尼崎市
9月1日、水堂町にオープンした『阿蘇熊本 火の国食堂』(尼崎市)は、阿蘇熊本の食材にこだわった料理が食べられるお店。関西ではあまり馴染みがない方が多いかもしれませんが、筆者は一度熊本県に行った際「あか牛丼」を食べたことがありとても美味しかった記憶が残っており、それを尼崎で食べれられるなんて嬉しすぎると早速ランチを食べに行ってきました。
お店は素敵な御朱印で全国的に有名な水堂須佐男神社の近くにあり、JR立花駅からは徒歩約15分のところにあります。近くにはコインパーキングも多数あるので、車で行くのも便利です。
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ご主人の実家が阿蘇にあり帰省されたとき、奥さんの知子さんが阿蘇の大自然とあか牛の美味しさに感動し、この魅力を多くの人に伝えたいと思い同店のオープンを決意されました。知子さんは阿蘇であか牛丼で有名な『いまきん食堂』で2ヶ月、仕入れ、お肉の管理、カット方法などを一から学ばれたそうで、お話を伺っていても阿蘇に対する情熱や思いがひしひしと伝わってきます。
同店ではお肉を始め、お米、醤油、味噌などの調味料も全て阿蘇の物を使用する徹底ぶり。メニューは「あか牛ハンバーグ」や茎が細く歯ごたえの良い希少な阿蘇高菜を使った「高菜めし」など食べたことのない気になるものがたくさんあったのですが、筆者は最初に決めていた「あか牛丼」を注文しました。
素敵な柄のどんぶりが運ばれてきて蓋を開ける瞬間が一番テンションが上ります。
蓋を開けると下のご飯が見えないほどあか牛が敷き詰められており、予想以上の肉の多さに圧倒される筆者。
まずはお肉をいただくと噛めば噛むほどに肉の旨味が口いっぱいに広がります。同店のあか牛は「阿蘇うぶやま村の放牧あか牛」を使用しており、良質な放草と日本名水百選の「池山水源」の湧き水で育てられているのでヘルシーでさっぱりとした赤身が特徴です。
そしてまたこのタレがお肉と相性抜群で美味♡修行した「いまきん食堂」調理人の方が同店の放牧あか牛に合うよう考えられたもので甘みのバランスがとっても良いです。途中上にのっている温泉卵を崩すとまろやかさが加わりご飯とお肉を思わず夢中で頬張っていました。
セットでついてきた「だご汁」は今回食べるのが初めてで熊本の郷土料理の一つ。「だご」とは方言で”団子”を指し同店ではつきたてのもちもちのお餅が入っています。味噌は阿蘇小国の麹味噌を使用しているので、甘みが強くどこか懐かしいホッとする味で、もやしや人参など野菜もたっぷり入っており体が喜びます。
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最後に「すじぽん」をいただきましたが、こちらは味付けなどをせず仕上げに阿蘇小国のポン酢をかけているだけ。すじはとろとろであか牛の美味しさを堪能できるのでかなりオススメです。
阿蘇へ行かなくても尼崎で本場の美味しい料理を余すことなく楽しめるので、皆さんも一度あか牛の美味しさを体感してみてはいかがでしょうか。