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タンタンの“パン生”を綴った書籍『パンダのタンタン 二人の飼育員との約束』予約開始

パンダの「タンタン」をテーマとしたノンフィクション本『パンダのタンタン 二人の飼育員との約束』(作・杉浦大悟、絵・中村愛)が10月23日に講談社より発売されます。ただいま予約受付中。

『パンダのタンタン 二人の飼育員との約束』四六判/200ページ 1,705円(税込) 『パンダのタンタン 二人の飼育員との約束』四六判/200ページ 1,705円(税込)

神戸市立王子動物園で暮らすパンダのタンタンは、短い手足にもふもふとした毛並みがぬいぐるみのようにかわいらしく、「神戸のお嬢さま」と呼ばれ、多くの人に愛されてきました。

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提供/神戸市立王子動物園 提供/神戸市立王子動物園

しかし、来園者に見せる愛らしい姿の一方で、日本最高齢のパンダとして、わが子を失いパートナーと死別し、飼育員の二人ともに闘病中の日々を送るなど、タンタンのパンダとしての一生があります。

提供/神戸市立王子動物園 提供/神戸市立王子動物園

今年3月31日に多くの人に見守られながら28年の長い生涯に幕を下ろしたタンタンは、動物園でどのように暮らしていたのか。タンタンの密着番組NHK「ごろごろパンダ日記」の番組プロデューサー・杉浦大悟氏の執筆により、タンタンの“パン生”を丁寧に紐解かれています。

絵/中村愛 絵/中村愛

<内容紹介>

神戸市立王子動物園の人気者のパンダのタンタンは、梅元さん吉田さんという二人の飼育員とともにのんびりごろごろとした日常を送っていました。しかし、そんなおだやかな日々に、突如として数々の試練が降りかかります。

二人と一頭はどのようにピンチを乗り越え、どうしてパンダ舎の屋上にはひまわりが植えられたのでしょうか。その背景には、パンダのタンタンと二人の飼育員の間で交わされた、ある約束がありました。

『自分たち飼育員は、動物たちの「命」を預かっている。動物園は野生と違って、動物が自分の力で生きていくことはできない。(中略)どんなときもタンタンの命を預かっているという覚悟をもって、一日一日タンタンと向き合っている。』(-本文より)

絵/中村愛 絵/中村愛

●編集担当コメント
本書は、人と命ある生きものとの関係性や、老いるときも責任を持ってともにあるとはどういうことなのかを、飼育員の二人の姿を通して伝えています。動物園に行くことが好きな子はもちろん、身近な生きものとの関わり方や、生きものを育てるということについて、大人も一緒に考え直すきっかけとなってくれれば嬉しいです。

<記者のひとこと>
タンタンそのものを映し出したかのような絵に感動!全ページ読み仮名が付いているので小さなこどもも楽しめそうです。ファンはハンカチもお忘れなく。

詳細情報

発売日
2024年10月23日(水)
タイトル
『パンダのタンタン 二人の飼育員との約束』
詳細
こちらから

Kiss PRESS編集部:大﨑

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