『炎麻堂 神戸三宮センタープラザ店』で味わう東京生まれの“しび辛”麻婆豆腐 神戸市
ディープなグルメが軒を連ねる三宮センタープラザ西館 B1Fの飲食店街にこの秋オープンした『炎麻堂 神戸三宮センタープラザ店』(神戸市中央区)は、ありそうでなかった「麻婆豆腐」が主役のお店。
東京・赤坂発祥の“辛さと香ばしさ”に特化した中華料理店『炎麻堂』が新業態として立ち上げたお店で、記念すべき関西1号店でもあります。
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カウンターが10席のみですが、商品の提供がスピーディーなのでお客さんの回転率は良さそう。時間が気になる平日のランチ利用も問題ないと思います。
店長の白井さんは『炎麻堂 三軒茶屋店』で長年腕を振るっており、今回のオープンにあたり、はるばる東京から神戸にやってこられました。
炎麻堂はもともと麻婆豆腐と担々麵の二枚看板で始まったお店で、「(お店の)ルーツともいえる麻婆豆腐を主役にしたお店を立ち上げたい」という社長の強い思いをきっかけにオープンが決まったそうです。
注文は備え付けの2次元コードをスマートフォンで読み取って行います。
「麻婆豆腐」は本店の総料理長がレシピを考案した特製の麻婆ダレを中華鍋で炒めた後、鶏ガラスープと下茹でした豆腐、炒めた豚挽き肉、白ネギを投入し、煮立ったら唐辛子と山椒、自家製ラー油を加え、片栗粉でとろみを付けたら、仕上げにごま油で香り付けして完成。
唐辛子は「一味唐辛子(鷹の爪)」と「朝天辣椒(チョウテンラージャオ)」の2種類をブレンドしており、山椒も中国の「花椒(ホアジャオ)」と「漢源花椒(カンゲンホアジャオ)」をブレンドして使用。辛さは5段階から選ぶことができます。
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まずは看板メニューの「麻婆ぶっかけ麺」をいただきます。特製の醤油ダレを絡めた麺に熱々の麻婆豆腐をたっぷりかけた一品です。
一口すすると、花椒の香りが鼻を抜け、続いて辛さとしびれがじんわりと口の中で広がっていきます。基本の「2辛」の場合、辛さが後を引くようなことはないのでご安心を。
特筆すべきは麺で、つるりとしたのど越しの良さとコシのある食感が心地よかったです。挽き肉たっぷりで汁気の少ない麻婆と絡めてもダマにならず、すすりやすい点もGOOD。
テーブルに用意された「青山椒」を追加すれば、しび辛レベルも自由自在です。
白ご飯と麻婆豆腐の大正義コンビを楽しみたい人には「麻婆豆腐定食」がオススメ。スープだけでなく、ザーサイも付いてくるので、個人的にはこちらに軍配を上げたいです。
丁寧に下茹でされたお豆腐は、ハリのあるプルンとした食感となめらかな舌触りが心地よく、レンゲを動かす手が止まりませんでした。辛さだけでなく挽き肉の旨みもしっかり感じられるので、満足感も十分です。
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店内には「紙エプロン」も用意されているので、洋服が汚れる心配もありません。寒さが増していくこれからの時期、東京でしか味わえなかった麻婆豆腐をいただいて、体を芯からポカポカに温めしょう♪
- 場所
- 炎麻堂 神戸三宮センタープラザ店
(神戸市中央区三宮町2-11-1 センタープラザ西館 B1F )
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