ティーマイスターが淹れる特別な紅茶が味わえる♡
『Cafe faam(カフェ ファーム)』 で素敵なティータイムを満喫しました 神戸市
紅茶のスペシャリストが店主の『Cafe faam(カフェ ファーム)』が、4月1日に神戸市中央区にオープンしたと聞き、さっそく取材に行ってきました。
お店はJR三宮駅から東に歩いて約15分の旭通にあります。
羊が描かれたお店の看板と春らしいピンクのレモネードの絵がお出迎え。
店主の長谷川さんは、神戸市内の五つ星ホテルに勤めた経験があり、専門性を高めて接客をしたいという思いからドイツの歴史ある紅茶メーカー『ロンネフェルト』のティーマイスター・シルバーを取得。試験では、紅茶に関する幅広い知識や確かな味覚が試され、世界の一流ホテルでも認められる資格です。
まずは紅茶の「アッサムバリ」をいただきました。風味豊かで深い味わいです。スコーンとも相性が良く、さっぱりとミルクティーとしても楽しめます。
長谷川さんは、料理との相性はもちろん、お客様とのさり気ない会話や雰囲気から好みを知って茶葉を選び、淹れ方を工夫しているそうです。
お店では、ドイツ・ロンネフェルトの最高級茶葉を中心に各国の茶葉を常時20種類ほど取り揃えています。
ティーマイスターがいるお店しか仕入れられない茶葉もあり、特別な一杯を長谷川さんの深い紅茶の知識とともにじっくり味わえるのが魅力です。
続いていただいた「スコーン」は、驚くほど小麦の豊かな香りが広がり、外はサクッ、中はふわっふわ。アールグレイの茶葉を煮出したお手製の紅茶シロップは優しい甘みです。口溶けの良いクロテッドクリームや大粒のブルーベリージャムも添えられていて、味の変化を楽しめます。
看板や店内の絵画、メニュー表は全て長谷川さんがデザインしたもの。想像することをお客様に楽しんでもらおうとメニューの名前も工夫されています。
クリームソーダは、夜空をイメージしたバタフライピーの青いソーダが、グラス底のレモンシロップと合わさると朝焼けのピンクへと変化する幻想的な演出に。
笑顔がチャーミングなお星様のクッキーはバターが香ばしく、爽やかな香りのタイムは流れ星を、キラキラの飴細工は星の瞬きを表現。そして夜空に浮かぶ満月のレモンと雲に見立てた芳香なバニラアイス。まるで絵本の世界から飛び出してきたようなクリームソーダです。
桜の華やかなフレーバーとローズマリーの瑞々しい香りが春にぴったりの甘酸っぱいレモネード。
淡路島・平岡農園の皮ごと食べられるレモンを使っていて果肉感をしっかり味わえます。
お店に飾られている「羊」の絵や人形は、小さい頃に「執事」になることが夢だったという長谷川さんの遊び心から。店名の『Cafe faam』も、自由な発想を大事にしたいと、あえてこの綴りになんだそう。
長谷川さんは「"紅茶は淹れる人で決まる"というホテルで培ったプロのサービス精神を大切にしながら、みんなが集まってゆっくりできる温かい場所にしていきたいです」と話してくれました。
長谷川さんのホスピタリティーが細部にまで行き届いた居心地の良い店内では、ゆったりとした時間を過ごせます。お店の至るところに散りばめられた楽しい演出を体感しに何度も足を運びたくなりました。
詳細情報
- オープン日
- 2024年4月1日(月)
- 場所
- Cafe faam カフェ ファーム
(神戸市中央区旭通2丁目1-11)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 8:00~17:00
- 定休日
- 水曜、日曜日
- TEL
- 080-9587-1980